【南フランス|ニース旅】バイクのレンタルショップを見つけるまで~優しくてユーモアもある現地の人たち~

ガリバルディ広場。ニースのレンタルバイクショップでレンタルしたバイクを借りて。 旅(Journey)

ニース滞在2日目、「モナコ市街地コースをできるだけ安くバイクや車で走りたい」という思いのもと、バイクのレンタルショップを探しました。結果から言いますと、PCXをレンタルでき、ニースをツーリングできました。その時のエピソードや様子を紹介します。

滞在ホテル出発

朝10時ごろ滞在ホテルを出発しました。ホテルの場所はニース空港から徒歩10分の立地です。

そこから歩いて数分の、トラム駅前のキオスク的なお店でサンドイッチとスパークリングウォーターを買いました。(8€ドル)     

(広々した通りで気持ち良かったです。)

ニース空港から徒歩10分
ニース空港から徒歩10分

ホテル周辺のレンタルバイクショップ探索

スマホで付近のレンタルショップを探すと、運よく徒歩圏内に1件ありました。

しかし、地図を頼りに探すものの、どこを探してもお店らしきものはありませんでした。    

現地の人の力を借りる                               

そこで、広場でタバコを吸っていた30代くらいのサラリーマン風の男性に事情を話してみたところ、すぐにご自身の電話でバイク屋に直接電話をしてくださいました。       

ニースの親切な方1人目『保険屋の30代男性』

その方に電話していただいた結果は『今日はそのお店は予約いっぱい』とのこと。                                       すると私にそれを伝えるやいなや、今度はその方のスマホを使って別のレンタルバイクショップを探してくれました。                                                 結果『ニース市内限定でよければ原付50ccで走れるよ』と教えてくれました。

とりあえずフランスで現実的にバイクに乗れそうなことがわかったことが嬉しかったのですが、「できればモナコに行きたいし、もう少し排気量がほしい。」というのが正直な思いでもありました。

一応教えてもらうがまま、専用のアプリのダウンロードをしていましたが、私のWi-Fiが不安定でダウンロードがうまく進みませんでした。

すると今度は『店においで』と店内に案内してくれました。その人はそこの店員さんだったのです。                           私が何のお店かを尋ねると、『保険屋だよ』とのこと。私はとっさに「Oh, Sorry,I don’t need insurance.」と伝えたのですが、『問題ないよ~』とのこと。

申し訳なく思いつつ入店し、パソコンがあるカウンターに座ってお店のWi-Fiを使わせていただきました。ありがたくダウンロードしていると、今度は『これ見て』と、そのパソコン画面をくいっと私に見せてきました。                                            私は一瞬、『保険情報をすすめてくるのかな。』と焦ったのですが、そこに映っていたのは、別のレンタルバイクショップの画面で、しかも私の所有するバイクPCXも映っていました。

さらに『このお店で借りればモナコまで行けるよ』と教えてくれ、私が知りたかった、「ヘルメットの貸し出し」や、「付帯する保険」のこと等もとても丁寧に調べてくださり、『大丈夫。保険もちゃんと含まれているよ』と保険のプロが教えてくれました。

すると今度は、お店の電話で直接このレンタルショップに電話してくださり、電話がつながらないと、営業時間を確認して『あっ今ランチタイムだからかなぁ。お昼寝中かもね。』と、笑いながら話し、お店までの行き方を画面を見せながら説明してくれました。

途中、別の店員さんが『いらっしゃいませ~』と笑顔で迎えてくださったときは、なんとも申し訳なかったりもしたのですが💦、感謝の気持ちを十分伝えてから『次はこちらの保険も検討しますので。』と言って笑顔でお店を出ました。正直、結果的にPCXを借りられなかったとしても、この時点で満足でした。それくらい親切な人と出会えたことが嬉しかったです。

           (とても親切で、私が分かるまで丁寧に説明してくれました)

レンタルショップの最寄り駅「アルザス・ロレーヌ(Alsace Lorraine)」駅へ

その後、何人かの方に聞いて(※)、券売機の場所や、駅での改札口の通り方を教えてもらいながら、トラムで移動しレンタルショップ近くの公園にたどり着きました。                                           その公園は駅名と同じアルザス・ロレーヌ庭園という名で、閑静でおしゃれなニースの街並みにたたずんでおり、広くて優雅な空間でした。                                                                      特筆すべきは、公園中央には本棚が設置されていて、そこから本を選んでベンチで読んでいる人たちがいたことです。知的でおしゃれな非日常的空気感で、絵本の世界に迷い込んだような感覚でした。                                                        そして、その空間で食べるサンドイッチはとても優雅な気持ちにさせてくれました。                                                  一方で途中ハトが寄ってくると、急に親近感、現実感とともにちょっと安心感も感じたりしていました。  

アルザス・ロレーヌ(Alsace Lorraine)駅周辺

レンタルショップやアルザス・ロレーヌ庭園がある、駅周辺の街並みです。                      おしゃれです。

アルザス・ロレーヌ(Alsace Lorraine)公園
アルザス・ロレーヌ(Alsace Lorraine)公園

公園中央の本棚。(百葉箱ではありませんでした。)実際にその本を手に取り、ベンチでのんびり読んでいる人たちもちらほらいました。 

 サンドイッチは、堅めのパンにバターやマヨネーズが端までしっかり塗られていてボリューミーでした。最後の一口まで美味しかったです。(マヨネーズは偉大とも思いました。)

この優雅な時間とトラムの移動時間のおかげでレンタルショップの開店時間14時30分にジャストで訪問することができました。そのお店が『BIKE TRIP NICE』です。

※ニースにある券売機はトラムも電車もわかりづらいです。(別記事 キレる米国老夫婦)

:わかりづらいトラム券の購入方法のコツ:                                            ・『現地の人に教わる』これが結局確実です。                                                            日本語で説明しているブログもありますが、それを見つけるのに時間がかかったり、微妙にその説明がわかりづらかったり、情報が古かったりして、いざ券売機に行くと迷うことがあります。                                                    ・『状況をみて、賢く動く』これも有効です。                                                            行列の中だと「スムーズに買わなければ」というプレッシャーがあるし、後ろの人に聞いてしまうと自分がなかなか覚えません。そんな時はまず、行列ができている券売機には並ばず、その横でさりげなく買い方をチェックします。そして、隣の駅まで走って、誰一人並んでいない券売機でゆっくり購入しました。ここは隣の駅が数百メートル程度なので、この方法は有益でした。                                            すぐに買えるので現地の人にも有効だと思うのですが、だれもこの方法を使わずにただただ並んでおり、ちょっと時間を得した気持ちになると同時に、その環境に対して賢く立ち回れている状況に、旅行者という枠を超えて現地に溶け込みだしている感覚も得られました。                                                                             こうしたテクニックは汎用はできないですが、『その場でなんとかする力』が磨かれます。                 「出国前にあれこれ調べずに現場でレンタルショップを探す」という発想はリスクもあるけどアリだと感じました。リスクも含めて楽しめます。 

レンタルバイクショップ『BIKE TRIP NICE』到着                           (ニースの親切な方2人目『30代のレンタルバイクショップ店員』)

ショップに到着すると、午後の部が始まった直後なのにすでに結構混んでいて、それが安心感や信頼感につながりました。自転車メインな感じで、カジュアルな雰囲気でした。

すると、とても親しみのある話しやすくて誠実さも感じる面白い店員さんが話しかけてくれ、ジェスチャーを交えたやり取りを通して話が弾みました。                                                              ちなみに、やりとりには基本翻訳アプリを活用しますが、この翻訳アプリ自体もある意味コミュニケーションツールになりました。時々変な訳になったりする点で。

一方で、ちゃんと任意保険のことやレンタルのルールのこと、何かあった時の対応の仕方なども、私が理解できるまで根気よく細かく説明してくれました。                                               私が心配だったデポジット(一時的に10万円預ける)についても、しっかりレシートを見せて『ここがそうだよ。額をみて。数日待てばこれが返金されてるから確認してね』と誠実な説明をしてもらえました。

その後、バイクの利用方法の説明になり、『帰りにガソリンスタンドで給油してね』と日本と同様のことを言われ、同じシステムに安心感を感じつつも、『場所どこですか?利用も初めてで使い方が分からないかもです』と言うと、『じゃあ給油は僕がするから寄らなくていいよ』とのこと。この辺から保険屋さんと同じ優しさがこの店員さんからもあふれ出してきます。                                                                  次に、モナコまでの所要時間や渋滞情報なども詳しく教えて下さり、当日レンタルだと返却時間には間に合わない可能性が高いことを教えてくれました。すると『当日レンタル=当日中に返却』のルールなのに、『閉店時間に間に合いそうになければ明日の開店時の返却でもいいよ』と寛大な提案をしてくれました。本当にありがたいし、それなら現実的にモナコまで行けそうでしたが、明日は午前のフライトだったため、私のスケジュール的に今日中に返す必要があることを伝えると、『それなら今回はニース市内にしておくといいよ、おすすめスポットあるよ』と地図でおすすめスポットを教えてくれました。

さらに、レンタル中の連絡手段としてフランス版LINE『WHATSUP』を勧めてくださり、インストール方法を教えてくれました。ダウンロードをしながら、電話代のことや、フランス語が分からないことを伝えると、『電話代は無料。でも、日本語の文章でメッセージくれればいいよ。こっちで翻訳して答えるから。』との回答。どこまでも親切な店員さんでした。                                                                       そこからレンタル準備に入り、ヘルメットを探してくれました。私は頭は身長に対して大きいため、3回サイズをかえてもらったところ、『ほらみてXLだよ』と笑顔で見せてくれました。                                その後、PCXの場所まで案内してもらう際には、遠くにPCXが見えたので『あれですね?』と指をさすと、『いやこれだよ』と近くにあったBMWを笑顔で指すボケもはさんでくれました。                                                                 本当に親切で楽しい店員さんでした。

PCXの説明の際には、普段私が乗っていることを知っていたので、『PCX乗ってるなら説明いらないね。』とごく簡単な説明で終わりましたが、「本当になじみのバイクに乗れるんだ」という実感が沸き、安心感につながりました。                                                                         ※別記事でも紹介(別記事参照)していますが、やはり交通ルールが日本と異なる場所を運転するときは、いつも以上にゆとりと安心感を少しでも確保することが安全につながります。その意味でも、所有バイクであるPCXに乗れたことは大きかったです。

ちなみに返却の際には、『I love JAPAN。いつか行きたいな~』とか『RYAN2020、メルシー!』と何度もお礼を言ってくれました。こうしたやり取りを通して、「日本にいる外国の方に親切にしたい」と心の底から思いました。(フランス人のやさしさ 別記事)

                  (レンタルしたPCX)

レンタルしたバイクPCX
ヴィルフランシュ=シュル=メールの『グレース王妃大通り』からの風景
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